速度リミット機能を使うと燃費が悪くなる?
こんばんは、みずきです。
前回に引き続き、今日もエコ運転について書こうと思います。
今日はBMW320dツーリングに備えられている、とある機能の上手な使い方について私なりの考えを書きます。
その機能とは速度リミット機能です。
BMW320dツーリングには速度リミットを設定する機能が付いていて、設定した値を超えた速度は出ないようにすることができます。
ちょっと見にくいですが、画像の左下、ハンドルの左側にLIMと書いてあるボタンがありますが、このボタンで速度リミット機能のオン、オフを切り替えることができます。
さて、この速度リミット機能ですが、使い方によっては燃費の良い走りをするのに有効な機能ですが、使う状況によっては逆に燃費を悪化させる機能になります。
速度の出しすぎは燃費の悪化につながるというのは誰にでもわかることだと思います。
だから、ある一定以上のスピードが出ないようにする速度リミット機能はエコ運転につながりそうです。
私もそう考え、常に速度リミット機能をオンにして走っていた時がありました。
しかし、実際には速度リミット機能をオフにしていた時の方が燃費が良かったんです。
どうして速度リミット機能をオンにすると燃費が悪くなるのか最初は全くわかりませんでした。
そこで、速度リミット機能をオンにした状態で走行中に、チラチラと瞬時燃費を確認してみました。
そうすると、ある決まった走行状態における燃費が極端に悪いことがわかりました。
それは坂道を上るときです。
速度リミット機能は所詮フィードバック制御しているだけなんですよね。
つまりは上り坂になって速度が落ちてからエンジン出力を上げるという制御をしている。
これは、速度が落ちてきてからアクセルを踏み増す操作をしているのと同じで、燃費にはよくありません。
燃費よく坂道を上るには、あらかじめ上り坂により減速することを予測し、坂道に入る前に(速度が落ちる前に)アクセルを踏み増しておくのが有効です。
いわゆるフィードフォワード制御ですね。
今のところ坂道以外では、速度リミット機能をオンにして燃費が極端に悪くなる状況には出会っていませんので、それ以外の状況では低燃費にも有効な機能だと思います。
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