ランフラットタイヤはなぜパンクしてもしばらく走り続けられるのか
こんばんは、みずきです。
今日もまたまたタイヤのお話です。
BMWに採用されているタイヤの特徴の一つがランフラットテクノロジーでしょう。
ランフラットタイヤはパンクしてもしばらく走り続けることが可能なタイヤであることは知っていましたが、どうしてパンクしても走り続けられるのでしょう?
ランフラットタイヤを装着することのメリット、デメリットには何があるのでしょう?
調べてみました。
まず、ランフラットタイヤがパンクしても走り続けられる理由について。
ランフラットタイヤはタイヤのサイドウォール(側面)に補強材が内蔵されていて、仮にパンクして空気圧がゼロになっても、この補強材で荷重を支えることができるように設計されているそうです。
もちろんこの補強材だけでは、それほど長い距離を耐えられるわけではなく、パンクした状態で走行できる距離はおおよそ80~100km程度のようです。
80kmって結構な距離ですよね。
私の住む名古屋市からだと豊橋市まで行けてしまいます。
100kmだと岐阜県の下呂市まで行けちゃいますね。
下呂温泉に入りに行けちゃいます。
温泉に入ってもパンクは治らないので行きませんが・・・
ランフラットタイヤのメリットと言えば当然、パンクしてもしばらく走行できることですが、これにより、スピンしたり、パンク修理のため車外に出たときに他の車にはねられるといったパンクによる2次被害を避けることができるというのが最大のメリットではないでしょうか。
そのほかにもスペアタイヤやスペアホイールが不要になるので、資源の節約になったり、トランクスペースに余裕ができるといったメリットもあるようです。
もしBMW320dツーリングがランフラットタイヤではなく、スペアタイヤを積んでいたとしたら、私が車内掃除用に購入した掃除機を収納しているフロアパネル下の収納スペースもなかったんでしょうね。
また、スペアタイヤがないことで車両が軽量化でき燃費も良くなるとのことですが、タイヤ1本1本の重さが通常のタイヤより重いようなので、軽量化による燃費向上については仮に効果があっても微々たるもののような気がしますね。
以上のようなメリットがあるランフラットタイヤですが、残念ながらデメリットもあるようです。
まず、第一にランフラットタイヤはサイドウォールが強化されているため、通常のタイヤに対し弾力性が低くなり、乗り心地が悪くなるようです。
BMW320dツーリングに乗り換えてから足回りの硬さは確かに感じていましたが、これはサスペンションの特性だけでなく、タイヤの違いも影響しているんですね。
乗り心地以外のデメリットとしては、ランフラットタイヤはパンクすると修理ができないことが多いようです。
これはパンクしても走行できることによるデメリットですが、パンクした状態で走行するとサイドウォールで荷重を支えることになり、これによりサイドウォールが損傷する可能性が高まるということです。
サイドウォールが損傷すると修理は難しく、交換しなくてはならないようです。
最後にこれはデメリットと呼んで良いのかわかりませんが、値段が通常のタイヤよりも高いようです。
個人的にはこれはデメリットではなく、上述したようなメリット、デメリットを考慮した上で、通常のタイヤ+αの対価を支払う価値があるかどうかという、個人の価値観の問題だと思いますね。
私は、安心を買うという意味で多少の対価は支払っても良いと思いますが、どのくらい値段が違うんでしょうか?
また、調べてみますね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もしよろしければブログランキングの応援クリックをよろしくお願いします。
はてなご利用の方は読者登録もしていただけると嬉しいです。